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最終更新日19/09/14

コラム

コラム402

ノートパソコン高速化

     ノートパソコンで使わなくなった予備機があるのですが、何気なくF2押してBIOSの仕様を見てみたらmSATAが使用出来るようです。

このノートパソコンはパソコン工房製ですが、元々HDD500Gのみ内臓の処理速度も遅くwin10起動にも時間がかかるのでSSDに交換すれば処理速度が速くなるのは分かっていましたがHHDをSSDに交換するよりもmSATAを増設した方がHDD容量がそのまま使えるのでmSATAの増設を考えてみることにしました。

同メーカー類似機種のケースのばらし方を見ると、どうやらキーボードの上部ツメを外しキーボードの下に隠されている4本ネジと裏側の見えるネジを外せばケースは外せるようです。

ただし、ネジをすべて外してもケースは外れません、中央部4か所が接着剤で固定されているのが理由でケースを力任せに外す必要があります。

ケースの加圧のかけ方次第ではノートパソコンを破壊してしまう危険性すらあるので作業は自己責任になります。

私はケースの隙間に爪をかけて全包囲に力をかけて接着面を『バキッ』と言う音と共に外しました。

中の基板にはmSATAが挿入できるコネクタがあるので間違いなく実装出来ます。

HDDとメモリは交換できる仕様ですが本体ケースを外さないと交換できない仕様は面倒です。

mSATAの容量は今まで使用しているHDD500Gをそのままデーター用として使いwin10起動用として120Gを購入。

所が購入後、基板のコネクタに実装するとBIOSでは認識するもののwin10上でmSATAが認識できない・・・・・。

仕方がないのでHDDを外して別のパソコンでmSATAをアダプター接続してHDDデーターをmSATAにコピーしました。

コピー後、mSATAを実装して起動させたらwin10が立ち上がりましたが今度はHDDが認識出来ません。

しかし、BIOSではmSATAとHDDをそれぞれ認識しているので原因がさっぱり分かりません。

mSATAは120Gしか容量がありませんがソフトを増やさなければ空き容量的に十分使えるので「OK」としてそのまま使っていたら突然HDDが認識しだしました・・・。

突然mSATAを認識した原因は分かりませんが起動用mSATA、データー用HDDとしてOSが両方を識別出来たので良しとします。

元々BIOSで認識していたのにwin上で認識しなくなるのも不思議なのですがノート本体に何か問題があったのは間違いありません。(win10側の問題も捨てきれませんがその後のアップデートで直った可能性も考えられます)

後は元通りに組み立て直して完了です。

win10起動に数分かかっていたのが10秒程度で起動しますので普通の使用には快適です。

SSD化は古いパソコンには高速になるので良いです。

HDD右隣コネクタが接続前のmSATAになります。

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