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最終更新日19/09/14

コラム

コラム404

パソコン改造

      職場でパソコンを新規に買い直ししたので、今まで使っていたパソコンは余りとなり予備機となりました。

パソコンを買い直した理由はwin7からwin10にUPデートしてから全体的に処理が重くなり業務に支障が出てきたのが理由です。

新規パソコンを購入する際に使用者がノートパソコンが欲しいと言う要望の為、限られた予算内でのノートPCで高性能化は難しいのでSSD搭載品で処理を高速化することで快適にしました。

パソコン導入後、また追加でパソコン購入の話が上がったのですが、使わなくなったパソコンの部品交換をすれば安上がりで、まだ現役で使えるだろうと言う話が上がりカスタマイズすることにしました。

今回、カスタマイズするパソコンはHP製120-1010jpと言う液晶一体型PCで、仕様はCeleron G440、メモリ2G、HDD500G・・・・
でマザーボードも専用基板の様ですが主な部品交換が出来る仕様なので、まずSSD化から始めました。

SSD容量もOSとofficeだけで余計なソフトを入れなければ容量120GBで大丈夫と判断しWD製120GのSSDを購入。

現状確認でwin起動後アップデートで本体が固まる始末・・・・HDDの稼働100%で動きません。

しばらく放置後にみてみるとアップデートが終了し多少パソコンが動くようになったのでHDD内の要らないソフトを消してから EaseUSのクローンソフトでHDDデーターをSSDへコピーしてから交換しました。

但し、3.5インチベイを2.5インチ変換ベイに交換しようとしたらHDD配線が専用品でSSDレイアウトの位置に取付できません。

ケーブルコネクタが専用品の為、HDDコネクタ位置とSSDコネクタ位置がずれた為にポン付け出来ませんでした。

汎用のSATAケーブルを使用してくれれば良かったのですが省スペース用のコネクタケーブルなのでベイを使わずにSSD位置をHDD位置に合わせて無理やりSSD位置を移動させて接続させました。

 その後、SSDでwin10を起動させて動作に問題ない事を確認。

これだけでwin起動がかなり早くなり通常使用に耐えられるレベルになりました。

ただ、win10上でメモリ2GとシングルコアCPU(Celeron G440)と言うのも通常使用としても頼りないので後日メモリ4Gと中古でi3-2100T(第2世代35W)、冷却グリスを購入。

CPUは電源が対応していれば上位品が付けられますが純正電源アダプターが低電力品の為に、「T」のCPUを選びました。

再度パソコンを分解して部品交換しました。

所が基板にメモリソケットが2か所あるので元々のメモリ2Gと追加メモリ4Gを同時に差すと相性の所為がOS起動できず・・。

標準の2Gを外すし4Gだけで立ち上げた所win10が起動が出来たのでメモリ4GのみとCPUを入替てi3の組み合わせで完了。

これだけでもアプリの起動など処理が早くなり通常業務は問題無くなりました。 業務で使うパソコンの性能UPはパソコンを新規で買い直す場合が多く パソコンをカスタマイズして長く使用出来るように対応するのはあまり聞きません。

職場にパソコンのカスタマイズ作業をする人がいなければそもそも対応出来ませんし。

今回の作業はHDD増設やメモリなどと違ってCPU交換作業は一般的ではないみたいです。

昔のDIPソケットなどの頃から見れば全然楽な気もしますが・・・・。

とは言え、交換部品だけで約1万円ちょっとで性能UPが出来たので安い新品パソコンを買うよりも低予算ですみました。

これで当分は現役です。
もう一台同じパソコンがあるので同様にカスタマイズすれば同じ様に使えそうです。

このもう一台のパソコンに先ほど動かなかった2Gメモリを移植したら4Gとして無事認識出来ました。 後はSSDとCPUを変えれば早くなります。

しかし、職場での話を聞いていると仕事など事務所で使うパソコンは机の場所が取らないという理由でノートパソコンに する人が多く、打ち合わせや出張などで持ち運びの頻度が無ければ拡張性に優れたディスクトップの方が後々良いと私は思うのですが一般的に逆のようです。

どうやらパソコンに余り詳しくない人はノートの方が省スペースで操作(扱い)が楽だと思うようです。

私が現在使っている業務パソコンは職場の人に合わせて一緒に購入したので同じノートパソコンになりましたが購入を決めたのは私なので私のだけ同じ同価格のディスクトップにすれば良かったと悔やまれます。

ガラクタにならないでよかったです。

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