PS3ｺﾝﾄﾛｰﾗｰ

一度ばらしてみた所、直ったのですがすぐ再発・・・。

もう一度分解してみるとコントローラー基板とFPC(フレキシブルプリント回路基板)の固定がコネクタに差し込むのではなくてゴム板(スポンジ)で押してFPCと基板端子がケース内で接触しているだけの作り・・・・。

ゴム板が劣化すればFPCと基板の接点が緩んで導通不通になり故障となります。

webで調べたらPS3コントローラーはこの手の不良が多くゴム板の劣化を直せば復活するコントローラーが多いようです。

今使っているコントローラーはverUP品みたいでweb記事のコントローラーと基板など内部構造が違います。

しかもFPCの固定ゴム形状が変わっており、web記事のセロハンテープを巻いて厚みを作って接触を回復させるのが面倒です。

形状的にセロテープよりもマスキングテープで固定した方が巻きやすい気がします。

ゴム板もそんなに下手っている感じがしないのでそのまま組み直しで無事動くようになったので様子見です。

その際にアナログコントローラ部のゴムを外したらアナログステックの動作までおかしくなりゴムの入れ直しをしながら動作確認をしたらOK、このコントローラーは各部のFPCをゴム板で押し付けて導通させる造りなので、ゴム板が劣化するとFPCの押しつけが弱くなり接触不良を引き起こす設計です。

ゴム板次第でしょうが2、3年持てば良いような設計です。

今回のコントローラーはPS3本体購入時の付属コントローラーの誤動作にともない新たに購入したものなのですが、付属コントローラーも同不良と考えて修理する為に分解しました。

こちらのコントローラーはweb記事と同じ基板の作りで、やはりFPC固定のゴムが劣化して凹んでいました(弾力が無い状態)。

こちらのゴム板はセロテープが巻きやすい形状なので2回程巻いて厚みを持たせてから組み込み、基板の上にテッシュを挟んでケースを閉じて基板を押さえつけた感じにしました。

その後、動作確認・・・・・・・操作に問題ありません。

コントローラーの不具合は操作の一部が勝手に有効になる誤動作なのでFPCの接触不良が主原因のようです。

初代コントローラーでマイクラ動作をした所、動作に問題ありません。

ゴミとして廃棄しないで保管して置いて良かったです。

不具合原因はFPCの接続不良と言うより設計不良の気がします。

メーカーが一年持てば良いと言うならアリの設計ですが複数年故障しない作りを考えるとFPCはコネクタ接続かゴム板の材質を代えるとかして接点を常に押し付ける設計じゃないと必ず発生する不具合です。

結局コストダウンの為に起こるべくして起きた不良と言えます。

マイクラだけの使用ならばPS3からスイッチ版のマイクラを購入してハードを切り替えれば良いのですがPS3でクリアしていないゲームが複数ある為、PS3コントローラーが直って良かったです。