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最終更新日23/12/29

コラム

コラム462

LEDランプ

部屋天井に付けたLEDランプが点灯時にチカチカしたので何度か電源スイッチを入れ直したら焦げ臭くなったので 電源スイッチを切り、ランプを取り外しました。

中から基板の焦げる匂いがしました。

購入してから3年ですが2年目に一度チカチカ点滅した後、普通に点灯して直ったのですが、またチカチカ点滅し出して故障しました。

そんなに点灯させていたわけでもないので外れですかね。

ランプは電気屋で購入したアイリスオーヤマ製です。

当時、安いから購入した記憶があります。 中をばらすとLEDが燃えています。

断線せずに炭素化してショートを起こし部品が焦げたようです。

よく見るとLEDが少し焦げているものがあるのでLEDは合計で2個壊れたようです。

半田ごてで壊れたLED2個を除去後、再度電源を入れてみましたが点灯しません・・・・。

LEDの回路構成が並列ではなく直列のようです。

直列ならばLED1個外せば他のLEDに電流が流れないので点灯しなくなるので恐らくそう言う回路になっているのだと思います。

直列でも回路ごとに分かれていれば点灯する箇所もあると思うのですがすべて付きませんので直流回路なのでしょう。

多分、外した2個の代わりのLEDを実装すれば直りそうです。

家電は安全装置として過電流がかかればヒューズが切れて回路が断線すれば、
電流が流れないので回路が動かなくなるだけなのですが、電子部品は過電流が加わった際に部品や基盤が焦げて炭素化した際に電流を流し続ける様になる場合があり最悪発火する危険があります。

今回の点滅後の焦げは電流が流れ出して起きたのでこの事例に当てはまります。

LEDで点灯時チカチカしだしたらスイッチ電源OFFにして通電を続けるのは止めた方が良いです。

LED素子がショートしてそのまま電流が流れて発熱して発火する可能性があります。

こうなるとブレーカやヒューズが反応するほどの過電流は流れないので電流遮断が起きないので電流が流れ続けて発火の恐れもあります。

昔、業務でLED部品の評価試験をしていた事がありましてその中の部品に劣化しやすい海外メーカーがありましたのでその手の壊れやい=安い部品が出回っているのでしょう。

燃えたLEDは黒焦げになっていました

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