|
コラム412
社外品コントローラー修理 |
|
任天堂スイッチのプロコンは値段が高いので半値程度の社外品コントローラー(中華製)を買って使用していました。
購入してから半年程度で左側のアナログレバーの入力の上側が戻らなくなり、操作に支障が出るので再度二台目を購入しましたが、二台目も使用していたら同現象が起きました。 純正、社外品に関係なくアナログコントローラーは壊れる気がします。 幾ら純正品よりも安いとは言え、都度買い直すのも財布には辛いので修理できないか確認する事に。 純正のプロコン用のアナログレバーは部品単品で出回っているので半田付けが出来れば交換出来ますが余り一般的な作業ではありません。 しかも購入したコントローラーの部品はプロコン用なので微妙に同じものではありませんでした。 部品形状はほぼ同じですがステック軸が金属製(純正はプラ製)の違いがあるのでレバーカバーの穴径が違います。 微妙に部品が違うので部品交換をどうしようかと考えていたらネットでレバーの部品交換しないで直した記事を見つけたのでダメ元で作業してみる事に。 コントローラーは4本のネジを外して上ケースを外せば基盤が見えるのでレバーのグリップを外して部品むき出しにしてからレバー内部のゴミを飛ばしてから(息吹きかけも可) そのままコントローラーをグリグリ動かしてゲームで動かしていたら問題無く動作するようになりました。 2台とも操作が良くなった(直った)と思ったら、改善が見られたものの又操作異常が起き始めて直りませんでした・・・・。 やはり部品を交換するしかありません。 購入した部品と付いている部品を比べるとレバーの軸がプラと金属の違いと棒径が違う、部品の基板側にピンがあり 位置固定が出来るようになっているのですが、基板にはピン穴が無いのでピンの厚み分出っ張るのでピンを切り取りました。 コントローラーの基板はネジ止めされているだけなので基板をひっくり返して部品端子の半田を半田吸い取り機で吸おうとしたのですが上手くいきませんでしたので、通常の半田吸い取り線で半田除去した後に部品を取り外しましたが端子の半田が一部残っており部品を外す際に一ヶ所パターンが剥がれてしまい断線・・・。 テスターで導通を確認してJ線で断線パターンを接続した状態で動作確認・・・・・普通に動きます。 次にレバーの軸穴が小さいのでピンバイスのドリル径を徐々に大きくして穴を広げて軸に入るようにしました。 レバーが入るようになったのですが若干緩いのでマスキングテープを巻いて接着剤で固定しました。 コントローラーの補正も問題なく動作し無事直りました。 また部品故障で交換する際には今回の基板にダメージがあるので基板のパターンが ダメになる危険性があります。 何回も交換すれば基板が壊れて修理が出来なくなりそうです、2、3回の交換が限界のような気がします。 その後のレバー動作使用に問題ありませんが、次に右側のレバーも寿命と考えて新品交換しないとなりません・・。 |
|
結局、コントローラーのレバーは負荷がかかるのでXBOX用レバーを取り付けました。 |