ドライビング

公開日04/08/08 最終更新日20/05/31

サーキット走行とメンテナンス

全然詳しくない分野の話ですが素人レベルで分かった事を話していこうと思います。

   

状況

       
今までにNSXオーナーズミーティンク゛やターマックコースなどでサーキットには何度か足を運んでいましたが、国際サーキットの高速コースをフリーで走った事はなく、先日sugoサーキットに行ったのが初めてでした。

車の状態は別にこれと言った不具合も無く新品タイヤだったのでそのままサーキットに持ち込める状態でしたので気にしないでいたのですが、サーキット途中からブレーキの効きがあまくなり、帰り道では初期制動があまく感じるようになりました・・・。

これらの原因を色々と周りの人と話してみると炎天下でのサーキットの場合、オイルにかかる負担がものすごく強いと言う事でした。


ブレーキなどのオイルの耐熱温度を簡単に超えてしまう為にブレーキフェードを起こしてまったくブレーキが効かなくなると言う事。


今回の私の場合はフェード気味になったと言うことです。

しかも、その原因は運転が下手な為にブレーキの踏んでいる時間が長いから・・・・・摩擦熱で駄目になったと言う結論に。

理由はサーキットで運転が上手い人と言うのはブレーキを踏んでいる時間が短い。

公道で走っている分には軽くブレーキをかけたままゆっくり減速するのがいいと思うのですが、サーキット走行の場合、とにかく「ガツっ」と踏んで止まった方がブレーキ自体の摩擦熱の発生している時間が短い為にブレーキフェードを起こす前にブレーキを離すので冷却時間が長く結果としてフェードを起こさないようです。

逆にブレーキを踏みつづけているなると摩擦熱でオイル、パット、ローターすべてが耐熱限界温度を超えてしまう為にブレーキフェードを起こしてしまう。

考えてみれば納得・・・・私の走り方がブレーキに依存していたのも事実です。

 

ブレーキ時間が『短い』と言う事はそれだけ飛ばしている時間も長いと言う事ですものね。

減速の時間が短ければアクセルを開けている時間も長いと言うことですから・・。

上手い人と下手な人の違いの一つはブレーキの扱いのようです。

ブレーキがフェードしてしまえばブレーキオイルは沸騰した訳ですから完全に駄目です・・・オイル交換するしかない。

同じ様にパット、ブレーキローターも同じですね。

又、ぶん回したエンジンオイルも交換と考えると走る前と走った後でオイル交換が大切・・・・・。

でもお金もかかるので案外、オイル交換をしていない人も多いのでは・・・・と思いました。

サーキット当日が炎天下で外気温が高かった事も原因の一つですね。

 

オイルはどんなに高性能の物でも限界温度を超えてしまえば急激に基本性能を劣化してしまうと言う事を忘れていました。

街乗りだけならば半年で2000kmぐらいの走行距離なのでオイル交換だけしていれば全然メンテナンスフリーと言えますがサーキット走行はオイルだけじゃなく車に掛かる負担もそうとうな物だと思います。

サーキットはガソリンとタイヤ代がかかると言う考え方のだけじゃなくて、ほかにもオイル等についてもマメに交換等のメンテナンスが『要』と言う事です。

よくレースは「金がかかる」と聞きますが、レースだけじゃなくサーキット走行をすればそれだけ金が掛かると言う事ですね。

ですから、サーキットに限らず普段からぶん回して車に負荷をかけていれば、それなりに車にストレスがかかっているのでメンテナンスに気配りが必要ですね。

今回のサーキットでの走りは良い勉強になりました。

今回のブレーキについてはNSXメンテナンスページに情報を展開していく予定です。

 

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